大阪大学で行われているiPS細胞から作成した心筋細胞シートの投与が3例で完了し、経過が順調であるとの報告だ出ています。（12/25）
大阪大学大学院医学系研究科の澤 芳樹 教授らが実施しています臨床研究の前半が完了し、3例目の手術から26週後に、第3者による効果安全評価委員会が評価が行われ問題がなければ、後半の7例への投与が実施されるとのことです。
地震や今般の新型コロナウイルスの影響の中、細胞を製造された方々、移植をされた方、移植を受けられた方、本当にお疲れさまでした。
今回投与された細胞は、細胞が心臓に張り付いる間に、細胞から心臓の細胞の状態をよくするような栄養因子を放出させて治療し、よくなってきたころに免疫抑制剤をやめて細胞を除去するものになります。 実用化に向けて、様々なハードルが今後もあると思いますが、3例の皆様に良い効果が発揮されることを祈りたいですね。
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